Dear ～セルフ補足～

誤字脱字の勢いがハンパ無い上に、あとがきがあとがきじゃないので、説明不足を補いたいと思います。
とりあえずサンプルんところまでの補足。追記でネタばれというか、本全体の話になります。

追記に関しては、通販ご利用の方は出来れば本が届いてから読んで頂きたいです。

まず、冒頭のバッツの手紙でしかわからない、『エスタの沈黙』について。
これはⅧの原作と同じで、１７年前からハイテク技術を駆使して国領土全体を隠してきました。
本作ではラグナが大統領になったことで、他国との関わりを拒絶していたエスタは徐々に隣国との和平を進めて行っているという設定です。












































Ⅷの世界地図にザナルカンドやニブルヘイムがあったら、というパラレルなので、地図で言うとこんな感じ。
これ簡略化して載せれば良かったね、後のフェスティバル！！

黄色で囲ってる所がエスタの領土で、お隣同士なのに全く関わったことのないザナルカンドと交流を深めているところです。
ザナルカンドもエスタ同様、他国との関わりをほとんど持たない国なので、ブリッツボールが普及しているのはここしかありません。小さな島国ですが、日本と同じくらいの大きさを想像しています。

ザナルカンド北部・　中部（首都）　・南部　と、風習や暮らしが違います。　
ティーダやスコールが住んでいる中部では、ブリッツボールが盛んな地域で、幻光虫も海の近くに生息しています。
ティーダの知名度が一番高いのは当然このあたり。ザナルカンドと言っても、原作Ⅹのスピラのイメージに近いです。
めちゃくちゃビルだらけ！って程ではなく、普通に機械化された地域もありますが、閑静な場所では気候が暖かいだけでバラムとそんなに変わりません。

クラウドが住んでいたのは北部の方です。ニブルヘイムには海が無いという設定。地図上で海に面していますが、まぁ、その、とても田舎なんですよ・・・きっと・・・。

南部は今回登場しませんが、この辺りはFFⅩのスピラに一番近い場所です。幻光河があったり、シパーフがいたり。

なお、サンプルの文章内で　ザナルカンドでは姓（名字）を継ぐ習慣はない　と書いてありますが、それは中部だけの話であり、北部に住むクラウドやザックスにはちゃんとストライフ・フェアなどといった姓があります。

解り難いかもしれませんが、中部（首都）は都会ですが、ザナルカンドの古くから伝わる風習が一番強く残っている地域なんです。他国との関係を取り持つために、近代化はしたものの、ザナルカンドにしかないスフィアや幻光虫などを口外したくないといった、頑固者の集まる国のようです。
逆に、田舎と呼ばれる北部や南部の方が、「そんなことしてたらそのうちこの国寂びれるぞ～、エスタも仲良くしてくれるって言うんだし、ブリッツとか教えてやろうよ～」という感じで、他国との関わりを昔から持ちたがっていました。
ですので、　姓を継がない　といった古臭い習慣は、中部で生まれた者のみ適応されています。例えばティーダが北部か南部に引っ越したとしても、突然、姓を持つことにはなりません。
ザナルカンド←→エスタの距離は飛空艇でまる一日くらいです。

いるんだかいらないんだかよくわからない設定ですが、一応あったんだよ。

追記で本編の補足です。

 

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・あまりにも誤字が多いんだけどホントイライラする。
　私もです。

・二人が住んでいる部屋は８０１号室なの？８０８号室なの？
　８０８号室の謝りです。ちなみに角部屋で、２LDK。お風呂は二人で入れます。

・序盤のバッツの手紙がなんかちょっとラブレターっぽくない？
　バッツもジタンも、スコールの事は大好きです。ホモ的な意味かはわかりません。
　なお、ザナルカンドでティーダと暮らしていることは知りません。

・スコールの料理ってどのくらい酷いの？
　ティーダ「食べられなくはないよ」

・ルールーはどうして女優をやめたの？ユウナの姉って誰？
これは３ページほど書き連ねたのですが、結局カットしてしまいました。ユウナは両親を事故で失くしています。そのショックで一時的に声を失ったり笑顔になれなかったり、精神的にかなりきていましたが、ルールーのご両親に引き取られ、ルールーが「ずっと妹が欲しかった。本当の家族だと思ってほしい」と伝えたことで、ユウナの輝きが戻りました。
　
ユウナが１４歳くらいの時に、ルールーの写真を芸能プロダクションに送り、それが難なく通過してしまったのがきっかけで、ルールーは女優になりました。　その後、映画などで活躍していましたが、不躾なプロデューサーがルールーに「妹さん（ユウナ）と一緒に映画に出て見ない？妹さんも売れると思うよ、親を亡くしたけれど今は必死に生きてますって美談が受けると思うんだ」などと言ったからさぁ大変。ビンタぶちかまして、女優業を引退してしまいました。
ルールーに憧れていたユウナは後を追うように女優になったのですが、妹を危険な芸能界で一人にさせるわけにはいかない、と、彼女のマネージャーになったのでした。せっかくなのでそのうち番外編で書きたいです。Ⅹ女子可愛い！！！！！

・フリオニール親切すぎじゃない？
　少ながらず、スコールに好意をもっています。といっても、ホモォではなく。
　スコールが初めて花屋に訪れた時、ティーダにプレゼントするためにサボテンを選んでいたわけですが、
　その眼差しが真剣で、余程大切な人に贈るんだなと感心していました。
　今は恋らしいことをしていないフリオニールなので、
　そういった、人を強く思いやる気持ちを持ったスコールが羨ましい。憧れ的な気持ちがあるんだと思います。

・クラウド、頭大丈夫？
　序盤・中盤は、２～３個、法に触れる様なことをしていますが、終盤はもう大丈夫です。
　ややメンヘラですが。

・クラウドはなんでホテルの部屋に隠しカメラ付けれたの？
　あらかじめティーダに「たまには恋人と外食でもして、泊まったらどうだ」と言って誘っていました。
　なんでも屋は本当に恐ろしいですね。

・クラウドは結局誰が好きなの？
　もちろんザックスです。所詮は受なので、スコールを本気で抱くような趣味は持っておりません。
　ティーダのことも好きですが、「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないし」といった曖昧な気持ちです。

・ラグナは老眼なの？
　疲れ目兼、老眼です。メガネラグナいいよね。

・ラグナには結婚の報告はしたの？
　まだです。蜂の子にされたらどうしようと、スコールが脅えています。
　許してくれるとは思いますが、とりあえずティーダは歯を食いしばることになると思います。

・花屋の女性は？
　エアリスです。ピンクのリボンうんぬん～と書いていないので解ってもらえるか不安ですが。
　妙な喋り方をしているので感づいて頂けただろうか。

・フリオニールはどこにいったの？
　花屋の店長がエアリスで、フリオはただののばら大好きな店員です。
　いつもはエアリスが駅前ワゴンで売っているのですが、
 「たまには俺が行ってもいいですか？」と提案してあの日は留守にしていました。
 そこでのばらのような可愛らしい子との出会いがあればいいですね。

・墓花に選んだ、スイセンの花言葉は？
　フリオ「エゴイズム、自己愛・・・神秘や尊重・・・私の元に帰ってきて、です」

・ザックスのバイクは、どうしてクラウドの家にあったの？
ザックスの両親が、クラウドの母親に「息子さんが帰ってきたら差し上げて」といって、
 整備して直したものを贈ってくれました。

・スコールの不安は解消されたの？
　もう父親の前で泣き喚くようなことはないと思います。

・バッツとジタンが見つけた指輪は、本当にティーダとスコールの指輪なの？
　本物です。ちなみにバッツのが小さいサイズなので、スコールの指輪ですね。

・ジタンは手紙に何て書いたの？
　空白にしたので、お好きな愛の言葉を綴ってください。

・最後に

スコール宛ての手紙で段落を分けながら書いた頃から、タイトルとラストシーンを決めていました。
スコールは本当にたくさんの人から愛されていて、誰からも必要とされているのに、自身が持てない。
せっかく手に入れた自由の中で、不自由な自分にヤキモキしていたんです。
セルフィの手紙や、ラグナの言葉に「いつでも帰ってきていいんだよ」とあるにも関わらず、
ティーダと離れた後の自分を想像できない一途なスコールを書きたかったんです。
最後までお読みいただきありがとうございました。これでぐっすり眠れますｗ