愛さなくていいから 遠くで見守っていて

少し前ですが福山まさはるさん主演の「容疑者Ｘの検診」とかいう映画やってて、暇だから見ました。
これってなんで事件ものなのに、主題歌がラブソングなんだろうってずっと疑問だったのですが、
エンディングですげーシンクロしてるんだなと感心しました。

元恋人に言いよられ、襲われた時謝って殺してしまった女性。
その隣に住んでいたくそ頭のいい数学教授が、アリバイ作りから死体の処理まで全部協力するって話。
しまいには「自分が殺した」と供述して見代わりに逮捕される。

その数学学者さんがめちゃくちゃカッコいいんです。役としては、本当に「頭のいい変人」って感じで、服装も古臭いし、雰囲気もどす暗いんですが、歪んだ愛もあそこまで行くと逆に幼稚にみえるなぁって。
「どうして私たち（←子供がいます）のために、そこまでしてくれるんですか」
そう聞かれても答える術を知らない、頭が良すぎて分からないんですかね、思い出しても泣けてきます。


ティダスコで「相思相愛～ｖＶ」ってしてるのは可愛くて大好きで、むしろそれしか書けないんですがｗ
本来は悲恋好きなので、結ばれていいはずなのに、結ばれないっていう切ないの書いてみたいです。

当サイトは今年で２年目になりますが、そんなに数がない作品の中で、一番気に入ってるのが
短編の『愛おしき日々をこの胸に』ってやつです。すごく短いけど、やりたいことはやってやった。

最後に砂浜を歩いているのはティーダかスコールなのですが、

口笛を吹けないからティーダの口笛を思い出して歌っているスコール
あの口笛はスコール以外に聞かせたくないから歌っているティーダ

ご自由にお選びください。